東京五輪・パラ大会マスコット候補公表 くらたま「オリジナリティーが…」

2017年12月8日7時0分  スポーツ報知
  • 東京パラリンピック公式マスコット最終候補3作品の「ウ」(左)と、ポイントカード「Ponta」のキャラクター(C)Ponta

 2020年の東京五輪・パラリンピックの大会マスコットの最終候補3作品が7日、公表された。今後、来年2月22日まで全国の小学生がクラス単位での投票を行い、同28日に最多得票の採用作品を発表。来夏に正式決定する見通しだ。そんな中、インターネット上では早くも発表された作品が人気アニメ「妖怪ウォッチ」のメインキャラクター「ジバニャン」や、ローソンなどで使用できるポイントカード「Ponta(ポンタ)」に似ているとの意見が浮上した。

 この日出そろったマスコット案。漫画家の倉田真由美さん(46)は「うーん…。3つともオリジナリティーがなかったのは残念」と不満を漏らした。

 倉田さんによると、五輪の何年か後にふと「東京五輪と言えばあのキャラだよねー」と思い返せることが理想という。「例えば奈良の『せんとくん』。初めはブキミだとか思われてましたが、オンリーワンだからこそ今でも記憶に残っているでしょ?」と指摘。「今回は突出させすぎると批判を浴びると考えたのか分かりませんが、世の中になじんでいけばそんなものは自然と消える」と残念そうな表情。

 3案のなかに既存キャラに似ているものがあるとの声については「あー、それは仕方ない。例えばジバニャンも、昔はドラえもんぽいとか言われてましたし」と断言。「これまで多くのキャラが世に出て人の目に触れているわけで、人気を出したい新キャラが類似してしまうのは必然。私が見た感じ、盗作感はないですけどね」と話していた。

 またキャラクターに詳しい中野晴行京都精華大客員教授も「3作品ともデザインに詰め込んだ要素が多く、プロフィル設定も詳しすぎる印象。模写しやすく、謎めいている方が人気が出やすい」とダメ出し。少々「ゆるく」作るべきだったとの見解を示した。

 一方、パラパラ漫画でおなじみのお笑い芸人・鉄拳は「みんなゲームのキャラクターっぽいですね! 日本はゲームの人気が凄(すご)いから良いと思います!」と太鼓判。日本らしさが出ていることに上々の評価を下した。

 中川翔子マスコット審査会委員「本当に一目ぼれした3作品。個性的で力強く、日本らしい。歴史と未来が全部詰まっている。永遠に残ると思う。日本のマスコットとしての金メダルを、子どもたちに決めてもらうのはわくわくする」

 小池百合子東京都知事「素晴らしい最終候補3作品が選ばれた。どのマスコットが選ばれるのか、今からとても楽しみです。大会まで残り1000日を切った。『いよいよ始まるな』というワクワク感を共有しながら、開催機運を盛り上げていきましょう」

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