国民栄誉賞の羽生竜王「王選手と同じ賞とは夢にも思っていなかった」

スポーツ報知
カメラマンからのガッツポーズの要請に照れながらも応じる羽生善治竜王

 政府が国民栄誉賞の授与を正式決定した将棋の羽生善治竜王(47)は5日午後、東京都渋谷区の将棋会館で会見した。

 「国民栄誉賞」のイメージについて羽生竜王は「最初にイメージするのは野球の王(貞治)選手、王監督です」と1977年の第1回受賞者の名を挙げ、「ちょうど私が小学生(当時、小学2年)ぐらいの頃がホームランの記録(通算756号の世界最多記録)が出来るかどうかと非常に騒がれていた時期でしたので、自分の中では王選手、王監督です。まさか自分自身がそういうような賞を頂けるとは、夢にも思っていなかったので今回の出来事は大変に驚いていますし、同時に有り難いことだなあと思っています」と感慨を口にしていた。

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