藤井聡太「五段」の始動戦始まる…勝てば師匠・杉本昌隆七段と公式戦初対局へ

スポーツ報知
五段としての始動戦に臨んだ藤井聡太五段

 将棋界初の「中学生五段」に昇段した藤井聡太五段(15)と南芳一九段(54)の王将戦一次予選が5日午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。

 今月1日の順位戦C級2組9回戦で梶浦宏孝四段(22)に勝ち、9戦全勝としてC級1組への昇級を決め、昇段規定をクリア。4日後のこの日が早くも五段としての始動戦となった。現在、公式戦61勝11敗。

 持ち時間は各3時間で、夕方には終局の見込み。藤井五段が勝って次戦に駒を進めれば、師匠の杉本昌隆七段(49)と公式戦初の“師弟対決”が実現する。

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