北朝鮮「三池淵管弦楽団」の公演、倍率468倍の一方で会場前では衝突

2018年2月8日22時3分  スポーツ報知
  • 江陵アートセンター前で、北朝鮮の楽団公演開催を抗議し、北朝鮮国旗を破り捨てる市民

 【江陵(韓国)=8日 甲斐毅彦】平昌冬季五輪に合わせて訪韓した北朝鮮の「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の公演が8日、五輪開催地の江陵市の江陵アートセンターで開催された。会場前は通行止めとなったが、韓国の保守派団体が抗議に押し掛け、警官隊と衝突して騒然となった。

 約150人の抗議メンバーは韓国の太極旗や米国の星条旗を振りかざし「平壌五輪開催反対!」「北韓(北朝鮮)に媚(こ)びる文在寅(大統領)を引きずり下ろせ!」などと抗議。北朝鮮の国旗を破り捨てる示威行為をした男性が警官隊に取り押さえられる一幕もあった。

 一行は貨客船「万景峰(マンギョンボン)92号」で6日に江原道の港に到着。公演は11日にソウル国立劇場でも行われるが、大規模な抗議が予想される。

 抗議活動がある一方で、関心を持つ韓国市民も多く、インターネットで行われた抽選には応募者が殺到した。2回の公演で合計530組(1060人)を招待。江陵での公演(募集280組)に約3万9000組が応募。ソウル公演(募集250組)には約11万7000組の応募があり、倍率は468倍だった。

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