藤井五段、64勝目&チョコゲット「今までまったく縁がなかったので、ありがたい」

スポーツ報知
報道陣から贈られたチョコレートを手に照れ笑いする藤井聡太五段

 将棋界初の“中学生棋士”藤井聡太五段(15)が14日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された新人王戦1回戦で、後手の古森悠太四段(22)を85手で下した。

 会場入り時の混乱を避けるため、同会館が事前に公式ツイッターで棋士へのチョコレート贈呈をNGとし「郵送でお送り下さい」と呼びかけた異例のバレンタイン対局。藤井五段あてのチョコ・菓子について、日本将棋連盟は「数はお教えできないが、持って帰れない量が届いた」と驚いた。

 昨年はデビュー3連勝を飾ったばかりの時期で「ほとんどなかった」(同スタッフ)が、1年間の大活躍でモテ男に。完勝による公式戦64勝目に加え、ファンの愛もゲットした藤井五段は「今までまったく縁がなかったので、ありがたいことです」と笑顔。17日の朝日杯将棋オープン戦の羽生善治竜王(47)との公式戦初対決に大きく弾みをつけ「オリンピックの選手の方のように大舞台で結果を出したい」と力を込めた。

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