羽生結弦のスケート靴が一時1億2000万円超え

スポーツ報知
ヤフオクに出品されたスケート靴の入札額が高騰した羽生結弦

 東日本大震災のチャリティーオークションとして「ヤフオク!」に出品された平昌五輪フィギュアスケート男子金メダリスト・羽生結弦(23)=ANA=の直筆サイン入りスケート靴の入札額が8日午後3時までに1億2000万円を超えたことが分かった。

 出品したウェブベルマーク協会は名前や住所などを明らかにしていない匿名のアカウントからの入札が殺到したとみている。同協会が匿名アカウントからの入札を除外したところ、8日夕で1000件の入札、約570万円となったが、再び高騰。この日夜に出品を取りやめた。

 同協会では、50万円以上の入札は事前に名前や住所などを連絡するよう定めていたが、匿名での入札が相次いだ。5日に出品した際も翌6日に3550万1000円まで上がり、匿名アカウントを除外していた。同協会の担当者は「羽生選手にもご迷惑がかかる。いたずら目的の入札はやめてほしい」と呼び掛けている。

 出品されたのは、羽生が練習で使用したスケート靴で左右両方にサインが入っている。被災地寄付を目的としたオークションで入札金額に上限はない。同オークションは11日午後10時すぎまで行うとされていた。

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