デヴィ夫人「国会がすごいことになっているのに私のことは…」元経理担当第2回公判を傍聴

スポーツ報知
裁判所から出て帰宅するデヴィ夫人

 タレントのデヴィ夫人が代表を務める芸能事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」(東京都渋谷区)の運営費を横領したとして、業務上横領の罪に問われている元経理担当で無職の辻村秀一郎被告(60)の第2回公判が12日、東京地裁で開かれた。

 この日は、今年2月に追起訴された2015年8月から16年8月の約1年間で計18回、523万円について認否が行われ、辻村被告は罪を認めた。これで、前回の初公判と合わせ約900万円について横領を認めたが、事務所などは辻村被告の着服行為は約300回、被害総額は約2億6800万円に及ぶほか、横領未遂に終わったものも見付かったとしており、今後も複数回の追起訴がされる予定となっている。

 初公判に続いて傍聴したデヴィ夫人は、コメントを求める取材陣に対して「国会がすごいことになっているのに、私のことは構ってなくてもいいんじゃない」と苦笑い。前回は法廷内で辻村被告と目が合う場面も見られたが「今日は全然(私を)見ませんでしたね。この前は、(法廷を)見回した時に偶然私の姿を見付けた感じでしたから」と話した。

 追起訴が続くことから裁判の長期化も予想されるが「お金は返って来ないと思いますが…。見届けたいという気持ちはありますね」。今後も都合がつく限りは法廷に足を運ぶ予定という。

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