乙武氏、福田事務次官セクハラを巡る古市氏と伊藤アナの緊迫議論に「伊藤アナは自局擁護に必死なのか、無知なのか…」

スポーツ報知
乙武氏

 作家の乙武洋匡氏(42)が19日、自身のツイッターを更新した。

 乙武氏は、この日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、テレビ朝日の女性記者が、18日に事実上更迭された福田淳一・財務省事務次官(58)によるセクハラの被害を受けていた問題を巡り、社会学者の古市憲寿氏(32)と同局の伊藤利尋アナウンサー(45)の間で起きた議論について「ここは古市氏に賛同。スポーツ取材の現場に、選手の顔と名前も一致しないような女子アナを投入してコメントを取ろうとするのはテレビ局の常套手段。伊藤アナは自局擁護に必死なのか、たんに無知なのかは不明だが、メディアもこれまでの手法を自省したほうがいい」と見解を示していた。

 「とくダネ!」では古市が今回の問題で「そもそも何がセクハラを生んだかってところから考えるべき」と示した上で「政治家とか省庁の幹部をテレビ局が取材する時に取材経験はそんなにないけども、若くて可愛い女性記者を送り込むことは正直あると思うんですよ。そこで政治家と仲良くなってもらって、話をいろいろ聞き出すっていう。そもそもそのメディアの手法自体がセクハラを生みやすかった。現に多分、セクハラ自体はたくさん起こっていて、これまで黙認されてきたんだけど、こうやって明るみになったのかなっていう。この一件だけじゃないと思う」と指摘した。

 この意見に伊藤アナウンサーは「女性の社員を送り込んでっていうことでは、もはやない時代だと思いますし、必ずしもある種、色仕掛け的なニュアンスで今、古市さん、おっしゃいましたけど、それちょっと違うかなと」と反論し、スタジオは緊迫したムードに包まれていた。

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