テレビ朝日・角南社長、下村元文科相の「犯罪」発言に「特にコメントはありません」

　テレビ朝日の角南源五社長（６１）の定例会見が２４日、東京・六本木の同局で行われた。

　財務省の福田淳一事務次官のセクハラ問題の被害者が同局の女性記者だったことを受け、同局の篠塚浩取締役報道局長が緊急会見、財務省に抗議文を提出した件について同社長は「本日、財務省から委託をされたとする弁護士事務所に質問状を送りました」と明かし、下村博文元文科相（６３）が２２日の講演で、女性記者が録音データを「週刊新潮」に渡した行為を、「ある意味で犯罪だと思う」と話した点について「特にコメントすることはありません」とした。

　さらに「下村氏に抗議の意思は？」と聞かれたが、「特にコメントすることはありません」と繰り返した。