栗城史多さん、エベレスト下山中に死去 所属事務所が公表「遺体となり発見されました」
スポーツ報知
登山家・栗城史多(くりき・のぶかず)さんが、エベレスト登山に挑戦中に亡くなったことが21日、分かった。35歳だった。公式ブログで所属事務所の代表が報告した。
以下、ブログ全文
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このようなお知らせになり大変申し訳ございませんが、エベレストで下山途中の栗城が遺体となり発見されました。
下山を始めた栗城が無線連絡に全く反応しなくなり、暗い中で下から見て栗城のヘッドランプも見当たらないことからキャンプ2近くの撮影隊が栗城のルートを登って捜索し、先ほど低体温で息絶えた栗城を発見いたしました。
生きて帰ることを誓っておりましたのに、このような結果になり大変申し訳ございません。生きて帰るため執着しないと誓っておりましたのに、最後に執着してしまったのかもしれません。
皆様へのご報告が遅くなりなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。何m地点で発見されたかなどこれ以上の詳細が日本でわからず大変恐縮ですが、またわかり次第お知らせ申し上げます。
これまで栗城を応援していただき、本当にありがとうございました。
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栗城さんはこれまでエベレスト登頂に7度挑戦。2012年秋にはエベレスト西稜で両手・両足・鼻が重度の凍傷になり、手の指9本の大部分を失った。今年4月17日から、エベレストに単独・無酸素、生中継登山として8度目の挑戦を行っていた。