小池都知事 タックル、セクハラ問題に「ハードルにつまづいている」

スポーツ報知
小池都知事

 東京都の小池百合子知事(65)が25日、都庁で定例会見を開催。日大の反則タックル問題や東京・狛江市長のセクハラ疑惑など一連のハラスメント騒動について「昭和に比べ、昨今は判断基準のハラスメントの度合いが上がっている。そんなことに気付かない人が、ハードルにつまづいている」と旧態依然の意識をたしなめた。

 小池氏は「いい点悪い点の両方あるかも知れませんが、社会のハードルがどこまでが良くてどこまでが悪いのかは客観的に見ないといけない」と指摘。問題を起こしている人々は、日々変化する世の中の善悪ルールに対応できずに時代から取り残されていると強調した。さらに「教育者は見られている意識を自覚する必要がある。日大の問題は、反面教師的に見なければいけない事例」と指摘。大学などの教育関係者に、ハラスメントに対する意識改革を求めた。

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