元保護者会長が無罪主張「全て違う」「捏造」

2018年6月5日6時30分  スポーツ報知

 昨年3月、千葉県松戸市立六実(むつみ)第二小に通うベトナム国籍の小学3年レェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死、わいせつ目的略取・誘拐、死体遺棄の罪に問われた同小の元保護者会長・渋谷恭正被告(47)の初公判が4日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれた。

 渋谷被告は裁判長に起訴状の内容に間違いがないか問われると「全て違います。検察側の架空、捏造(ねつぞう)であり、事件に一切関与していません。全面的に無実、無罪を主張します」と否認。昨年4月の逮捕以降、捜査段階では一貫して黙秘や供述拒否を続けていた。

 検察側は冒頭陳述などで被告の軽乗用車の車内の血痕やキャンピングカーの中にあった金属製の手錠などからリンさんと渋谷被告2人のDNA型が見つかったと指摘。一方、弁護側は捜査機関が意図的に2人のDNAの試料を混入した疑いがあるなどと反論した。

 初公判を傍聴したリンさんの父親レェ・アイン・ハオさん(35)は閉廷後に会見。「本当に怒っている。ウソとか偽装とかは聞きたくない。本当のことを知りたい」と話し、「裁判で事実が分かったら、死刑判決を出してほしい」と極刑を望んでいた。

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