新幹線刃物男に立ち向かった梅田さんの東大先輩語る「人と人つなげる能力抜きんでていた」

2018年6月12日7時0分  スポーツ報知

 東海道新幹線の車内で男女3人が刃物で襲われた事件で、殺害された会社員・梅田耕太郎さん(38)の大学時代のサークル仲間の男性が11日、スポーツ報知の取材に応じた。

 テニスサークルで3歳上の先輩という男性によると、梅田さんは横浜市出身。東大工学部卒業後は修士、博士課程に進み、関西の一流企業に勤めた。

 男性は「非常にまじめだった。トラブルが起きたときに正面から向き合うのは彼らしいなと思った」としのんだ。性格的には「アクがなくマイルド」といい、「お酒が好きで、彼が飲むときは上から下までいろいろな人が集まる。誰からも慕われていたし、人と人をつなげる能力が抜きんでていた」。経済的に苦しく飲み会に参加しづらい外国人留学生に対しても積極的に声を掛けていたという。

 梅田さんは昨年4月に外資系の化学メーカー「BASFジャパン」(東京)へ転職。同社によると、兵庫県尼崎市に居住し、同社の大阪オフィスを拠点に営業などを担当。月3~4回は関東に出張に来ており、事件2日前の7日から横浜市内の施設で社内研修を受けていた。

 梅田さんの家族は10日、弁護士を通じて「突然、家族を奪われた悲しみは、言葉で言い尽くせません。今は、そっとしておいてもらいたいです」とするコメントを公表。被害にあった女性の1人は「助けていただいたのに亡くなられた被害者の方には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントを出した。

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