日本初のeスポーツ「クラロワ」世界大会が1日開催 チケットは2時間で完売 

スポーツ報知
12月1日の世界大会に臨む各代表チームの(左から)北米、欧州、ラテンアメリカ、中国代表、アジア、日本のキャプテン

 人気ゲーム「クラッシュ・ロワイヤル(以下クラロワ)」のeスポーツ世界大会「クラロワリーグ 世界一決定戦 2018」の試合前記者会見が30日、千葉・幕張メッセで行われた。大会は12月1日に開催される。

 ジャカルタ・アジア大会でeスポーツ競技種目にもなった「クラロワ」。今大会では北米、欧州、ラテンアメリカ、中国、アジア、日本の代表6チームが集まり、世界一を決める。1000枚のチケットが発売から2時間で完売するほどの人気で、Supercellでeスポーツリードを務めるティム・エブナーさんは「日本で世界大会を開催できることをうれしく思います」と喜んだ。

 「クラロワ」は8枚のカードを駆使して自陣を守りつつ、敵陣を攻め落とすリアルタイム対戦ゲーム。eスポーツとしての「クラロワ」の魅力を聞かれ、ティムさんは「分かりやすいゲームです。短い試合時間で、待つ時間も少ない。『クラロワ』をプレーしていない人でも、どっちが勝っているのか分かるところが特徴です」。競技会場では、プレーヤーのデータを詳細に紹介するなど、実際のスポーツ観戦をしているような演出もあるという。

 日本代表チーム「PONOS Sports」は、日頃からコミュニケーションを取り合うチームワークの良さが強みで、選手の1人は「開催国として勝てれば日本のeスポーツが盛り上がる。優勝したい」と意気込んだ。

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