東京五輪期間中、都心の終電は午前2時に

スポーツ報知
会見する小池百合子知事

 東京都の小池百合子知事(66)は15日、都庁で会見を開き、2020年東京五輪期間中(同年7月24日~8月9日)の首都圏における深夜時間帯の鉄道運航計画を発表した。

 オリンピックスタジアム(陸上)、有明アリーナ(バレーボール)、さいたまスーパーアリーナ(バスケットボール)など午後11時以降に競技が終了する8会場の最寄り駅では、終電時間を延長する。さらに都心の山手や地下鉄を午前2時過ぎまで運行。都心から郊外路線の終電も、30~90分遅くする。会場→都心→郊外という流れをスムーズにし、観客の混乱を避けることが狙いだ。具体的なダイヤは今春にも決定。パラリンピックは午後11時以降終了はないため、終電延長などはない。

 小池氏は「鉄道会社19社と協議し、結論に至りました」と説明。今後は各会社の終電後に行われている作業や乗務員などの人員確保なども調整が必要で「早朝開始(時間未定)のマラソンなど始発繰り上げもあると思う。そこの話し合いは今後やっていきたい」と話していた。

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