今年は後楽園球場の閉場30周年だった…1987年11月8日

2017年10月8日8時0分  スポーツ報知
  • 「ベースボールマガジン」11月号

 巨人の本拠地・東京ドームは来年、開場30周年を迎える。ということは、今年は後楽園球場が閉場して30周年だった。発売された「ベースボールマガジン」11月号(ベースボール・マガジン社、1030円)が「閉場30周年記念SPECIAL 時代と歩んだ後楽園球場伝説」を特集していて、あらためて気付かされた。

 表紙は、ナイター照明が点灯した薄暮の後楽園球場越しに、新築のドームの屋根が見える1987年ならではの幻想的な光景。1ページめくると、同11月9日から始まった解体工事の写真が(11月8日のファン感謝デーが最終イベント)。ドームを背景に、後楽園球場のスタンドがショベルカーで取り壊されている残酷なシーンは、今見てもショックだ。「破壊なくして創造なし」と記されているのはさすがだ。

 忘れじの名場面や、元“住人”の巨人OB、堀内恒夫さん、横山忠夫さん、松本匡史さん、角盈男さん、篠塚和典さんらのインタビューで球場の情景を再現している。

 同誌の佐藤正行編集長(52)は「場内放送歴40年のウグイス嬢トークはおすすめです」と言い、読売巨人軍の山中美和子さんと渡辺三保さんの対談は臨場感がある。編集長は、少年時代に後楽園球場の巨人・阪神戦で掛布をヤジった体験があり、思い入れのある一冊になったようだ。

 また「ロストボールパーク 追憶のスタジアム」として、東京スタジアム、川崎球場、大阪球場、藤井寺球場、西宮球場、広島市民球場、平和台球場などの名場面紹介もあり、哀愁を感じずにはいられない。

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