【本屋さんのイチ押し】明屋書店中野ブロードウェイ店 阿部祐子さん「働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える『人と言葉』」

2017年12月2日11時55分  スポーツ報知
  • 川添愛著「働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える『人と言葉』」

 ◆「働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える『人と言葉』」(川添愛、朝日出版社、1836円)

 著者は言語学や情報科学の専門家。文系の方でも楽しく人工知能のことが理解できて、読み応えもある理系本です。

 イタチの村のイタチたちは「働きたくない」「いい思いがしたい」という欲望から、すごいロボットを作ることになります。ところが作っても作っても、他の動物たちが作ったロボットを見ても、理想のロボットにはたどり着きません。紆余(うよ)曲折を経て結果、理想のロボットを求めたイタチたちは…。物語形式になっていますので、最後まで読んでいただきたいです。どうして主人公たちがイタチなのかが分かるはず。

 人工知能は囲碁に勝てるのに、簡単な文が分からないのはなぜなのか? そもそも人工知能って何? 近年話題のAIを楽しく楽して、読んで学べる一冊です。そしてゴム版画の動物たちの挿絵にもホッコリ癒やされます。

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