【メディカルNOW】スマホ老眼 目がかすむ、手元が見にくい…8つの対策

2017年1月23日11時0分  スポーツ報知

 スマートフォン(スマホ)を長時間使っていて、ふと顔を上げると周囲がかすんだり、どこにも焦点が合わないようなら「スマホ老眼」かもしれない。

 カメラで写真を撮るときはレンズを前後にスライドさせてピントを合わせる。それに対して、私たちの目はレンズに相当する水晶体を毛様体筋という筋肉で引っ張ったり緩めたりして水晶体の厚みを調節してピントを合わせている。いわゆる老眼は毛様体筋の機能が低下して手元にピントが合わなくなった状態をいう。スマホの画面を長時間見続けることで毛様体筋が疲労し、老眼のようにピント調節機能が著しく低下したのがスマホ老眼だ。

 一時的な目の酷使なら、目を休めれば元に戻るが、朝から晩まで、電車の中でも歩きながらでもスマホを使い続けると目を休める暇がない。するとピント調節機能が回復せず、恒常的に老眼のようになってしまうのだ。

 では、どうしたらスマホ老眼を改善できるのか。8つの対策を紹介する。▼スマホを目から40センチほど離して使う。これで目の負担を大きく減らすことができる▼続けて使うのは15分まで。再び使うなら5分間の休憩を入れる▼歩きスマホをやめる。危険なだけでなく、揺れ動く画面を見ることで目の負担が大きくなる▼スマホ使用中はこまめにまばたきをする。ギュッと目をつぶるのもよい。モニター画面を見ているとまばたきの回数は通常の半分になってドライアイになりやすいからだ▼暗いところでスマホを使用しない。モニター画面と周囲の明暗差が大きいと目に負担をかける▼ブルーライトをカットする保護シールをスマホのモニター画面に貼って使用する。ブルーライトは目の負担が大きい▼夜眠る1時間前にはスマホを使用しない。モニター画面のブルーライトは睡眠を誘うメラトニンというホルモンの分泌を抑制するため、就寝直前までスマホを使っているとなかなか寝付けず、睡眠障害を起こす▼週に1日はスマホ休養日を設ける。目を休めるだけでなく、スマホ依存症の予防にもなる。(医療ジャーナリスト・田中 皓)

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