【みのもんたコラム】「活字は大切な文化」最終回メッセージ

2018年3月18日12時0分  スポーツ報知
  • みのもんた

 これまで、ず~っとくすぶっていた学校法人「森友学園」への国有地払い下げ問題が大きく動いた。まさか財務省が公文書を改ざんしているとはね。

 官僚の中でも、財務省ってエリート中のエリートだよ。何でそんないい加減なことをしたのか、誰の指示で文書を書き換えたのか、動機は何かなど、徹底的に解明してもらいたいね。

 野党は安倍首相の関与ということをさかんに言っているね。安倍さんも麻生さんも脇が甘いね。相手につけいるスキを与えた。それと言いたいのは、官僚の人たちはどこを見て仕事をしているのか。もう一度考えてほしいね。一部の人は上司や首相官邸の顔色ばっかり見ているような気がするよ。今回の事態は「一線を越えた」のかもしれない。財務省を含めた省庁再編とか、誰かが政治的な責任を取らないと、国民は納得しないだろうね。

 さて、今回で最後のコラムになります。将来を担う10代、20代の人たちへ一言。ある調査(全国大学生協連合会)によると、大学生が紙の本でも電子書籍でも読書をしない割合が半数を超えた、というのがニュースになっていた。2004年は読書ゼロが38%だったので、スマホの普及などで徐々に上昇していったようだ。だから、最近の若者はダメとは言わないよ。一方で、ニュースに対する関心は高くて、新聞やネットでニュースで見る割合は80%以上。若い人たちは決して無関心ではないよね。

 私はラジオやテレビで仕事をしてきたけど、やはり活字を読む、活字に残すっていうことはとても大切な文化だ。ツイッターやブログを書くのもそう。自分が話した内容を活字で読み返すと印象が全然違うこともあるね。僕はもうこの先、長くはないけれど(笑い)、若い人たちにはより良い社会をつくっていってほしいと思っています。

 このコラムを読んでくれた読者の方々、ありがとうございました。(フリーアナウンサー)=おわり=

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