【六大学】早大・徳山&西垣の1年生リレー、小太刀の決勝ソロで慶大の完全優勝阻止

スポーツ報知
11回1死、左越えに決勝のソロ本塁打を放った早大の小太刀

◆東京六大学野球春季リーグ戦最終週最終日 ▽早大1―0慶大=延長11回=(4日・神宮)

 早大が2勝1敗で勝ち点を挙げ、慶大の完全優勝を阻止した。

 0―0で迎えた延長11回。1死から6番・小太刀緒飛(こだち・おとわ)外野手(4年・日本文理)が、左翼ポール際に決勝ソロ。投げてはリーグ戦初先発の徳山壮磨(大阪桐蔭)―西垣雅矢(報徳学園)の1年生リレーで慶大打線を7安打完封した。1、2回戦と2日連続で先発していたエース左腕・小島和哉主将(4年・浦和学院)は、登板を回避した。

 すでに2季連続36度目の優勝を決めていた慶大は、早慶戦に先勝し、完全優勝に王手をかけていたが、早大に2試合連続で完封負け。11年春以来となる完全優勝はならなかった。

 4年ぶり11度目の出場となる全日本大学野球選手権(6月11日から7日間・神宮ほか=報知新聞社後援)で、87年以来31年ぶりとなる大学日本一を目指す。

 昨秋は東大と並ぶ最下位(5位タイ)に沈んだ早大は7勝6敗、勝ち点3。明大と並んで3位タイだった。

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