【東京六大学】明大・米原、公式戦初登板「感謝の気持ちをもって投げました」

2018年6月7日19時13分  スポーツ報知
  • 9回から登板し、1回を無安打に抑えた明大・米原大地

 ◆東京六大学野球春季フレッシュリーグ▽明大3―2東大(7日・神宮)

 清宮に勝った男が、上々の神宮デビューを果たした。八王子学園八王子出身の明大・米原大地投手(1年)が公式戦初登板し、1回を無安打1四球無失点。「初登板で緊張感があったけど、明大という伝統ある大学のユニフォームを着て、今まで以上に感謝の気持ちをもって投げました」と初々しく振り返った。

 高校時代には、同学年で現日本ハムの清宮幸太郎(19)擁する早実と激しくしのぎを削りあった。一昨夏の西東京大会では、準決勝で激突。救援登板した米原は、3点リードの9回1死一、三塁で怪物スラッガーと対戦。一発が出れば同点という場面で右犠飛に打ち取り、同校を春夏通じて初の甲子園出場に導いた。

 一方で、同じ準決勝で対戦した昨夏は、左中間席に高校通算107号アーチを放り込まれるなどして1―4で敗退。「甲子園の現実味を強く意識した中での敗戦だったので、前年の勝利よりも強く印象に残ってます」。清宮を封じた栄光よりも、最後の夏の甲子園への道を断たれた悔しさが勝っている。

 それでも、清宮との対戦は「野球人生でも外せない経験。高校で勝てたことは糧になっています」と言う。2月の入寮後に肩の不調で出遅れたこともあり、この日は高校時代に147キロを計測した直球も143キロ止まり。それでも、キレのいい直球とスライダーを武器に、打者4人から2三振を奪ってみせた。

 目標はオリックス・金子。「金子さんのように、真っすぐも速くて、多彩な変化球でコントロールもよく、三振も取りにいくところで取れるような投手になりたいです」と目を輝かせる。その先には、ライバルとの再戦を見据えている。「先輩方のいいところを見習っていきたい。腕を磨いて、また清宮と勝負できるようにしたい」と胸を躍らせた。(牟禮 聡志)

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