【大学選手権】東北福祉大14年ぶりV 深江&中野&吉田ら4年生「大塚チルドレン」大暴れ

2018年6月18日6時12分  スポーツ報知
  • 14年ぶりの優勝を果たし、歓喜ではじける東北福祉大の選手たち
  • 6回1死満塁で右前適時打の中野

 ◆報知新聞社後援 第67回全日本大学野球選手権最終日 ▽決勝 東北福祉大6―2国際武道大(17日・神宮)

 日本一だ! 決勝で東北福祉大(仙台六大学)が国際武道大(千葉県大学)に6―2で勝ち、14年ぶり3度目の優勝を飾った。1回に先制2ランの4番・深江大晟三塁手=八戸学院光星=やこの日2打点の2番・中野拓夢二塁手=日大山形=、MVPに輝いた1番・吉田隼中堅手=国士舘=ら、4年生野手陣が活躍。投げては7回から登板した津森宥紀投手(3年)=和歌山東=が3回無失点、今大会防御率0・00の快投で締めくくった。

 4年生の意地を決勝の大舞台でみせ、日本一を引き寄せた。まずは深江だ。1回2死一塁で、左翼席に飛び込む先制2ラン。準決勝まで11打数1安打と不調も、「みんなに次があると言われてきて、必ず打つんだと思ってやってきた」と胸を張った。春季リーグ戦前、練習態度なども加味されて大塚光二監督(50)から指名された4番の働きをようやく発揮。指揮官も「あいつを4番に使ってよかったなと思った」とたたえた。

 同点とされた直後の2回、2死一、二塁で勝ち越しの左前適時打を放った吉田は「(下位を打つ)4年生がつないで回ってきた打席。ここで打たなきゃ男じゃない」ときっぱり。続く2死一、二塁で中野も右前適時打と続いた。福祉大で今大会ベンチ入りした4年生は13人で、出場27校中3番目に多い数字。最上級生がベンチで声を出し、雰囲気を高めてチームを鼓舞した。最後の打者の二飛を捕った中野は「最高なくらい大好きです」。今大会2本塁打、打率4割4分4厘の活躍でMVPの吉田は「いいときも悪いときも励まして背中を押してくれた」と、そろって同級生に感謝した。

 スタンドへのあいさつ後、大塚監督を胴上げした深江は笑顔で「最高にうれしいです」。中野はウィニングボールを大塚監督に手渡した。追われる立場になるが、「おごらずしっかりと自分たちの野球をやっていきたい」と決意を語った深江。秋の日本一に向け、福祉大が4年生を先頭に再びスタートを切る。(有吉 広紀)

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