法大・中山、先輩・稲葉監督の前で豪快な一発「運命かもしれないです」侍ジャパン大学合宿

スポーツ報知
練習試合を終え、法大の後輩でもある中山翔太(右)と握手を交わした侍ジャパン・稲葉篤紀監督

◆侍ジャパン大学代表(東京六大学選抜)直前合宿 第2日 ▽オープン戦 JR東日本5―3東京六大学選抜(2日・ENEOS等々力グラウンド)

 第7回世界大学野球選手権(7月6日開幕・台湾)に日本代表として出場する東京六大学選抜の直前合宿2日目が川崎市内で行われ、JR東日本とオープン戦に臨んだ。

 「6番・DH」で出場した中山翔太外野手(4年)が、法大の先輩でもある、侍ジャパン・稲葉篤紀監督(45)の前で豪快な一発を放った。

 2点を追う4回1死一塁。甘く入ったスライダーをとらえ、左越えへ一時同点となる2点本塁打。「打ってアピールしようと思っていた。良かったです」と笑顔を見せた。

 登録の背番号は「37」だが、この日は「41」のシャツを着用。稲葉監督の現役時代と同じ背番号という偶然に、「気付かなかった。たまたまサイズが合ったユニホームがこれだったんで。運命かもしれないです」とはにかんだ。

 試合後には貴重なツーショットが実現。ガッチリと握手を交わし「大きくなったな」と激励を受けた。今秋ドラフト候補のスラッガーは「寝る間を惜しんで頑張ります。みんなで団結して世界一を取りたい。その後、(東京六大学の)リーグ戦で活躍してプロに行きたい」と気合は十分だ。

 今年は第42回日米大学野球選手権(7月3日開幕・米国)などと日程が重なったため、東京六大学選抜を日本代表として派遣する。慶大・大久保秀昭監督(48)が指揮を執り、慶大・河合大樹外野手(4年)が主将を務める。

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