小宮山悟氏、2浪して入学した母校・早大野球部への思い

2018年9月6日6時10分  スポーツ報知
  • 1988年9月、立大戦で完封勝利を挙げた早大・小宮山

 東京六大学リーグの早大は5日、野球部の次期監督にOBで元ロッテ、大リーグ・メッツ投手の小宮山悟氏(52)が来年1月1日付で就任すると発表した。高橋広監督(63)が今年限りで任期満了を迎えるためで、メジャーリーグ経験者が大学野球の監督に就任するのは、日本球界で初めて。8日に開幕する秋季リーグ戦は高橋監督が指揮を執る。小宮山氏は6日に記者会見を行う。

 小宮山さんは現役時代、頭脳派で冷静沈着な男というイメージがあるが、52歳になった現在、いつも野球やサッカーなどスポーツの現状や未来について考え、熱く語っている印象が強い。

 中でも格別なのが、2浪して入学した母校・早大野球部への思い。東京六大学のリーグ戦はほとんど観戦し、その結果に一喜一憂している。当時の石井連蔵監督に対する思いは強く、「今、私があるのは石井監督のおかげ」と話し、今でもお墓参りを続けている。

 プロ野球ファンには1998年7月9日、ロッテがプロ野球ワーストの18連敗で止めた際に6失点ながら完投勝利を挙げたこと、そして晩年に超遅球「シェイク」を投げた男として語り継がれている。

 千葉・袖ケ浦の「元気米」を収穫するため、春と秋には田んぼに入るなど、行動力は抜群。来年からは田んぼと重なる時期に早大を指揮することになる。苗を植え、育て、収穫を迎えてきた経験もプラスになることだろう。名門復活へ、“鬼の連蔵”と呼ばれた恩師譲りの厳しい練習を強いるのか、それとも理論派として若者を引っ張るのか、楽しみは尽きない。(蛭間 豊章)

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