立正大ドラフト候補・伊藤裕の特大アーチで中大から勝ち点

スポーツ報知
8回2死二塁、左翼へ2点本塁打を放った立正大の伊藤裕季也は味方ベンチへ向かって右腕を突き上げる

◆東都大学野球秋季リーグ戦 第7週第2日(17日・神宮) ▽立正大4―3中大(立正大2勝)

 立正大が中大に連勝で勝ち点を挙げ、全日程を終了した。

 2点リードの8回2死二塁から、ドラフト候補の伊藤裕季也二塁手(4年=日大三)が、左翼スタンド中段に突き刺さる特大2ランを放ち、4―0とリードを広げた。「打った瞬間、入ったと思った。スライダー1本に絞っていけと監督に言われて、スライダーが来たら一発で仕留めようと思っていた」と笑みがこぼれた。

 7勝5敗で勝ち点を3とし、09年秋以来2度目の優勝も視野に入れた状態で全日程を終了した。きっちりと仕事をこなした主砲は「今まで勝ったことがなかった中大に2連勝出来てやり返せた。(優勝の)望みをつなげて待つだけ」と、充実感を漂わせた。

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