【中日】工藤、引退 自ら申し入れ「感謝しかない」松坂世代がまた一人

スポーツ報知
現役引退を発表した中日・工藤

 中日は22日、工藤隆人外野手(37)から現役引退の申し入れがあり、承諾したと発表した。

 工藤は青森県出身で、弘前実高、青森大、JR東日本を経て2004年ドラフト9巡目で日本ハム入り。08年オフに二岡智宏、林昌範とのトレードで、マイケル中村とともに巨人入り。巨人では09~11年、ロッテでも11~13年にプレーした。

 13年オフにロッテを戦力外となり、12球団合同トライアウトに参加。視察した落合博満GMが「宝の山」と評したように、お眼鏡にかない、中日に移籍した。今季まで代走や守備固めを中心に貴重なスーパーサブとしてプレー。1980年度(1981年3月30日)生まれで松坂世代の一員でもある。

 工藤のコメント「14年間、現役生活をやり切ることができました。戦力外になり中日ドラゴンズに拾っていただいて、まさか5年間もできると思っていませんでした。生え抜きでもないのに、とても思い出に残る球団となりました。中日ドラゴンズのチーム関係者、スタッフ、そしてファンの皆様には感謝しかありません。14年間ありがとうございました」

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