阪神ドラ１の近本が２３歳最後の試合で終戦　大阪ガスがホンダ鈴鹿に延長１２回タイブレークで敗れる

◆第４４回社会人野球日本選手権大会　▽２回戦　ホンダ鈴鹿３―１大阪ガス＝延長１２回タイブレーク＝（８日・京セラドーム大阪）

　今夏の都市対抗を制した大阪ガス（大阪）が、ホンダ鈴鹿（三重）に延長１２回タイブレークで敗れた。１０月のドラフト会議で阪神から１位指名された近本光司外野手は５打数１安打１盗塁で、２３歳最後の試合を勝利で飾れなかった。「社会人野球を２年間経験できたのは人生でも大きかった。全力プレーをしてチーム一丸になれたのは、いい経験ができた。もっとレベルアップしたい」と、プロでの飛躍を誓った。

　大阪ガスは４回、土井翔平右翼手（２７）の左越えソロで先取点を奪った。６回に追いつかれ、タイブレークに突入した延長１２回に勝ち越しを許した。