【東京六大学】早大の新主将に加藤 早実時代は清宮とともに甲子園4強入り

スポーツ報知

 東京六大学リーグの早大は3日、来年のドラフト候補に挙がる加藤雅樹外野手(3年=早実)が来年度の主将を務めると発表した。

 加藤は早実時代も主将を務め、3年時の15年には2年後輩の清宮と3、4番コンビを組んで夏の甲子園に出場。当時は「4番・捕手」で3回戦の東海大甲府戦では、3番・清宮と2者連続本塁打をマークするなど、チームの4強入りに貢献。強肩強打の捕手として、プロの注目を集めていた。

 早大進学後は打力を生かして外野手に転向。1年春にリーグ戦デビューし、左翼の定位置を確保した2年春には、4番を任されて打率3割7分5厘で首位打者を獲得したほか、リーグ2位タイの4本塁打、同4位タイの13打点もマークし、外野部門のベストナインを獲得。リーグ屈指のスラッガーに成長した。リーグ戦通算57試合出場で打率2割9分、6本塁打、26打点。強肩強打のスラッガーとして、引き続きプロのスカウトから注目を浴びている。

 今秋のリーグ戦で、早大は慶大の3連覇を阻止するなど2位だった。来年1月1日付で、米大リーグ・メッツなどで活躍したOBの小宮山悟氏(53)が新監督に就任することが決まっている。

 来年度の新役員は以下のとおり。

 ▽主将 加藤雅樹(早実、社会科学部3年)

 ▽副将 檜村篤史(木更津総合、スポーツ科学部3年)

 ▽同 小藤 翼(日大三、スポーツ科学部3年)

 ▽主務 飯島匠太郎(千葉・市川、スポーツ科学部3年)

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