早大次期監督・小宮山氏、10年ぶりにヒゲ剃った

スポーツ報知
早大野球部次期監督として始動した小宮山悟氏

 元ロッテ、メッツなどの投手で、来年1月1日付で母校・早大の監督に就任する小宮山悟氏(53)が11日、東京・東伏見の安部磯雄記念野球場で初めて練習に参加した。

 純白の練習着にエンジのジャンパー、ノックバットを手にグラウンドに立った小宮山氏。トレードマークだったヒゲも「現役最後の年のキャンプイン前日以来」約10年ぶりに剃り落とし、指導者生活のスタートを切った。

 年内は「特別コーチ」の立場。この日は午前、午後合わせて約6時間、選手たちの動きをチェックした。具体的な指導方針などは「正式に就任してから」としたが、練習開始前のミーティングでは「(自身と選手が)同じ熱量でことに当たれば、必ず成果は出る」と呼びかけたという。

 2015年秋を最後に優勝から遠ざかっている母校の強化はもちろん、「日本中の野球ファンから六大学野球が注目されるように、各大学と意見を交換していきたい」と、大学野球全体の人気回復にも力を注ぐ意気込み。さらには同大スポーツ科学部との連携強化など、球界屈指の知性派ならではの強化プランも披露した。(星野 和明)

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