近大が完封勝ちで12年ぶりのベスト4 関西勢2校の4強は初

スポーツ報知
最後を締めた近大の鷲崎(右)は捕手の井町(左)とタッチ

◆第49回明治神宮野球大会第4日 大学の部準々決勝▽近大1―0東日本国際大(12日・神宮)

 近大(関西5連盟第1代表)が東日本国際大(東北3連盟代表)を破り、前回出場した2006年以来、12年ぶりに4強入りした。関西国際大(関西5連盟第2代表)と合わせて関西勢2校がベスト4に進むのは初となった。

 近大は初回、谷川刀麻右翼手(3年)の中前適時打で先制。小寺兼功(4年)、鷲崎淳(3年)の継投で完封した。

 決勝打を放った谷川は「1点取れてチーム打撃ができてよかった」と笑顔。母校の星稜(北信越)が高校の部で決勝に進み「いつも通り星稜らしい野球をやってほしい」と、アベックVへエールを送った。

 5回から登板し、5回を無安打9奪三振の鷲崎は「三振がここまで取れたことは今までそんなにない。今日が出来すぎた」と、自身も驚く快投を見せた。

 関西勢2校が初めてベスト4に進み、小寺は「先に負けられないと、めちゃくちゃ意識しています。決勝まで行ったら、また4年生が全員来るので、それも励みになる」と21年ぶりのVに向けて、チームの雰囲気は最高潮だ。

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