環太平洋大が初の決勝進出 初Vをかけて立正大と対戦 明治神宮大会

スポーツ報知
3回1死二、三塁、右翼線に先制2点二塁打を放つ環太平洋大の岡田拓己

◆第49回明治神宮野球大会第5日 大学の部準決勝▽環太平洋大7―0近大=8回コールド=(13日・神宮)

 環太平洋大(中国・四国3連盟代表)が近大(関西5連盟第1代表)に8回コールド勝ちし、初めて決勝に進出した。初優勝を懸けて、9年ぶりのVを目指す立正大(東都大学野球連盟代表)と対戦する。近大は優勝した1997年以来、21年ぶりの決勝進出を逃した。

 環太平洋大は3回、岡田拓己二塁手(4年)の2点二塁打と安藤優汰右翼手(1年)の左前タイムリーで3点を先制。5回は安藤の2点適時打で加点した。決勝打の岡田は「出来過ぎですね。学生野球を最後までできてよかった。スタンドで応援してくれている部員は、岡山に帰って、また次の日に神宮まで来てくれている。仲間のためにも絶対勝たないといけない」と、気合を入れた。

 先発の西山雅貴(3年)は二塁も踏ませず、7回を散発の6安打無四球無失点と好投した。「調子は良くなかったけど、みんなに助けられた」と感謝し「明日で終わっていいぐらいの気持ちで出し切りたい」と、連投も辞さない姿勢を示した。

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