【東京六大学】明大の来秋ドラフト上位候補右腕・森下が新主将に
スポーツ報知
東京六大学リーグの明大は15日、来年のドラフト上位候補に154キロ右腕・森下暢仁(まさと・3年=大分商)が来年度の主将を務めると発表した。投手が主将を務めるのは、16年の柳裕也(現中日)以来、3年ぶり。
森下は大分商時代、甲子園出場経験こそないものの、高校日本代表入りしてU18W杯(大阪)に出場。当時もドラフト上位候補と言われていたが、プロ志望届を提出せずに明大進学を選んでいた。
明大では1年春にリーグ戦デビューし、2年春から先発に定着。3年春からは明大のエースナンバーである「11」を背負っている。しなやかな投球フォームから投げ込む直球には角度があり、高校時代に148キロだった最速は154キロに。落差の大きなカーブにカットボール、スライダー、チェンジアップを制球よく低めに集める投球が身上。2、3年時には大学日本代表にも選ばれ、エース格の活躍を見せている。
リーグ戦通算成績は、27登板で9勝8敗、防御率3・04。今秋のリーグ戦で明大は4位に沈んだが、森下はチーム5勝のうち4勝をマークしている。
来年度の新役員は以下のとおり。
▽主将 森下暢仁(大分商、政治経済学部3年)
▽副主将 喜多真吾(広陵、法学部3年)
▽同 北本一樹(二松学舎大付、文学部3年)
▽同 和田慎吾(常総学院、商学部3年)
▽主務 太田 空(明大中野、経営学部2年)