新潟県高野連の投手の球数制限は導入先送りの公算大

スポーツ報知
金足農・吉田輝星は今夏、秋田県大会から1人で投げ抜いたが甲子園決勝で力尽きて途中降板

 昨年末に新潟県高野連が今年の春季県大会で投手の球数制限を導入する件について、日本高野連は2月20日の理事会で特例として承認するかを決めることが9日、分かった。

 この日の業務・運営委員会では否定的な意見が多く、竹中事務局長は、取り組みを評価しながらも「高校野球特別規則に載せるには時間がない。特例で認めてしまうと各都道府県のバランスが取れない。データを集めて全国一斉にやるのが本来のあるべき姿という意見が多かった」と、今春の導入は見送る公算が大きいとの見通しを示した。

 新潟県高野連は昨年12月22日に、投手の故障予防や選手の出場機会増などを目的に、投球数が100球に達した投手は、それ以降の回は投球できないという球数制限を、各都道府県高野連が管轄する公式戦では初めて導入することを表明していた。

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