王さん&原監督が横浜商大・佐々木監督の勇退を労う

スポーツ報知
今年度限りで勇退する横浜商大・佐々木監督(右)と握手する原監督

 今年度限りで勇退する横浜商大・佐々木正雄監督(70)への「感謝の集い」が20日、横浜市内のホテルで行われ、ソフトバンク・王貞治会長(78)、巨人・原辰徳監督(60)、阪神・岩貞祐太投手(27)ら約1200人が参加した。

 王会長は「組織というものはリーダーがいかに情熱を持って、先頭に立って突き進んでいくかで変わってくる。勝つだけではなく、人間も育ててこられた。常に先頭に立ってチームを引っ張った佐々木さんに、心から敬意を表したい」とあいさつしていた。

 ◆原監督「教え子は宝」 巨人・原監督も壇上に上がり、35年間の監督生活を勇退した佐々木監督へあいさつ。東海大の監督であった父・貢さん(享年79)の「俺は貯金はない。しかし、全国に、世界に教え子という宝物がたくさんいる」という言葉を引き合いに出して「アマチュア指導者はそれが誇り。横浜商大OBの方々はどうか教育をしていただいたことを忘れず、佐々木監督に感謝の気持ちを持ちながら大切にしてほしい」と労をねぎらった。

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