法大・青木監督、部員に暴力との告発文 昨秋リーグV 富士大では西武・山川を育てる

スポーツ報知
法大・青木久典監督

 東京六大学野球リーグで昨秋に12季ぶりの優勝を果たした法大の青木久典監督(45)が、部員へ暴力を振るったとする告発文が日本学生野球協会に届けられたと同協会関係者が29日、明らかにした。東京六大学野球連盟の内藤雅之事務局長は、法大に対し、事実関係の確認と報告書の提出を求めている。

 文書は約1週間前に協会に届いたという。暴力行為が認定されれば、協会の審査室会議で処分が決まる見込み。法大はリーグ通算最多に並ぶ45度の優勝を誇る。昨年11月には、元近鉄投手の真木将樹助監督(42)が2年前の暴力問題のため、報告遅れと併せて4か月の謹慎処分を受けていた。

 青木監督は現役時代に稲葉篤紀(現侍ジャパン監督)と同期で副主将を務め、4年秋にリーグ制覇。卒業後はたくぎん、ホンダ鈴鹿、サンワード貿易でプレーした。北東北大学リーグ・富士大の監督として09年の全日本大学選手権で準優勝に導き、山川穂高、多和田真三郎(ともに現西武)らを指導。14年から母校・法大で助監督を務め、15年に監督に就任。昨秋に12年秋以来の優勝に導いた。

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