【東京六大学】早大・田中浩康新コーチ「日本一のシートノック目指す」

スポーツ報知
初指導した田中コーチ(右)と握手する小宮山監督

 東京六大学リーグ・早大の新コーチに就任した田中浩康コーチ(36)が6日、東京・東伏見の早大安部球場屋内練習場で初指導を行った。

 あいにくの雨となったが、屋内練習場で午前9時から午後4時まで指導。ノックでは打球を受ける際の体の使い方など、細かくアドバイスを送った。初指導を終え「いい緊張感があって、背筋が伸びました。学生時代に社会に出る準備として、基本を学んだ。壁に当たるたびに、帰る場所ができていた。基本に返る場所に帰ってきたなという感じ」と話した。

 現役時代には野村徹監督(82)の下で、02年春から03年秋まで4連覇を達成。「野村監督は『シートノックが決まれば、練習は終わり』とおっしゃっていた。今も学生がシートノックを頑張っている。日本一のシートノックを目指していきたい」と意気込んでいた。

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