9球団20人のスカウトの前で横浜・及川151キロ! 対外試合解禁後初戦で5回1安打無失点、6奪三振の好投

スポーツ報知
練習試合で5回1安打無失点6奪三振と好投した横浜・及川

◆練習試合 横浜3―2美里工(9日、コザしんきんスタジアム)

 第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間、甲子園)に出場する横浜(神奈川)は9日、対外試合解禁後初の練習試合で美里工(沖縄)と対戦した。プロ注目の左腕・及川雅貴(新3年)は先発し、5回1安打無失点、6奪三振の好投。DeNAのスピードガンで最速151キロをマークした。

 及川は「調子がいいというわけではなかったけど、無失点で自分のフォームで投げられたのでよかった。151? たまたまじゃないですか。でも、低めにかかったボールは質もよかった」と淡々。平田徹監督(35)は「故障なくマウンドに上がれて、5イニングを放れた。あとは及川が周りの声に一喜一憂することなく、継続的に地道な努力を重ねてくれれば」と厚い信頼を寄せた。

 ネット裏には中日、ヤクルト、日本ハムを除く9球団20人のスカウトが集結。及川は打っても右中間三塁打を含む4打数2安打と結果を残し、DeNAの稲嶺茂夫スカウトは「スピードは魅力だし球の質もいい。投げながら修正していたし、成長している。フィールディングなど、投げるところ以外も能力が高い」と評価していた。

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