盛岡大付、石岡一の147キロ右腕・岩本攻略し春夏通算10勝目つかむ

2019年3月16日6時55分  スポーツ報知
  • 甲子園での健闘を誓い合った八戸学院光星・武岡主将(左)と盛岡大付・及川主将(カメラ・馬場 秀則)

 23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内で行われた。盛岡大付(岩手)は第3日(25日)第2試合で、21世紀枠で初出場の石岡一(茨城)と対戦。最速147キロ右腕の相手エース岩本大地(3年)を攻略し、春夏通算で節目の10勝目をつかむ。

 好投手との対決は、望むところだ。初戦の相手は本格派右腕・岩本を擁する石岡一に決定。盛岡大付・関口清治監督(41)は「いい投手がいると聞いている。うちは打撃のチームなので、打ち合いに持っていきたい」と自信をみせた。

 “高校ナンバーワン投手”を打ち崩した実績がある。昨秋岩手県大会準決勝、最速157キロの大船渡・佐々木朗希投手(3年)と激突。2回に失策絡みで逆転されるなど、6回を終えて5―5と接戦も、7回に2点を加えて7―5で勝利した。

 「スタンドの雰囲気も相手寄りだった。でも総力戦で、(県大会ベンチ入りの)20人全員でかかっていけた」と大船渡戦を振り返った主将の及川温大(あつひろ)内野手(3年)。石岡一は21世紀枠で初出場と、観客からより一層声援を受ける要素はある。それでも冬場に降雪など足元の悪いなかでも打ち込み、レベルアップに努めた打撃で勝負する。

 指揮官も「(バットを)振る力はついてきた。あとはいかに勝負勘が出てくるか」と選手たちの成長を期待した。開幕までの練習試合は、16~21日の6日間で8戦を予定している。試合を通して実戦感覚を磨き、初戦に向かうつもりだ。

 チームは2013年センバツに通算10戦目で甲子園初勝利して以来、ここまで春3勝夏6勝の計9勝を挙げてきた。石岡一に勝てば節目の10勝目となることに、及川主将は「10勝目を取りたいし、そこからどんどん勝ちを積み重ねていければいい」。新たな歴史を自分たちの手で刻むと闘志十分だ。安打のおかわりが止まらない“わんこそば打線”が持ち味の強打を存分に発揮し、優勝への第一歩を踏み出す。(有吉 広紀)

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