【女子野球】打ち取ったはずが…3年ぶり“アマがプロに勝つ”快挙がスルリ

2017年11月3日20時26分  スポーツ報知
  • あと一歩でプロ相手に引き分け持ち込みを逃し、悔しがる半田渚(左端)らZENKOナイン
  • 6回まで京都を無失点に抑え、笑顔を見せる半田渚(中央)らZENKOナイン
  • プロの京都相手に好投したZENKOの半田渚

 ◆第7回女子野球ジャパンカップ第1日 ▽京都1x―0ZENKO(3日・伏見桃山球場)

 女子硬式野球のアマ・プロ合わせた最強チームを決める大会が開幕し、1回戦3試合が行われた。プロ出身を3人有す創部2年目のZENKO BEAMSが、プロの京都フローラを引き分け寸前まで持ち込む健闘をみせたが、あと一歩及ばなかった。

 7回大会で、アマがプロを破ったのは過去1度(14年の尚美学園大・レイア戦)のみ。同点で大会規定により抽選でアマが勝ち上がったケースは2度ある。ZENKOは最終7回2死まで無失点で抑えたが、打ち取ったと思えた打球が延び左翼超え、サヨナラ負けを喫した。

 プロ4年間に28勝を挙げ、昨年、埼玉県富士見市の警備会社が創設したチームに加入した、エースで主将の半田渚(28)は、0―0で迎えた7回2死一、二塁、京都・星川あかり(19)の飛球に引き分けを確信してバンザイした。抽選に持ち込めば2回戦に望みをつなげられる。しかし大会3年ぶりとなる“アマがプロを破る”快挙はスルリと逃げていった。「プロの壁はありますね」悔しさをにじませた。

 かつての“同僚”相手に、半田は20キロ以上差があるスローカーブを効果的に交え6回まで丁寧に0点に抑えた。最終回こそ先頭の三浦伊織(25)に中越え二塁打を許し、一時は無死満塁のピンチを迎えたが、気迫のプレーで2アウトまで持ち込み、最後を打ち取った―はずだった。

 「しようがない、経験不足です」と淡々と語った半田。「この高いレベルで戦えたのがチームにとって良い経験。また来年です」。そう語り球場を後にした。

その他
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ