【女子野球】埼玉アストライア初V “下克上”で「女王決定戦」と2冠達成

2017年11月5日18時1分  スポーツ報知
  • 兵庫を下して初優勝を決め喜ぶ埼玉ナイン(カメラ・軍司 敦史)

 ◆第7回女子野球ジャパンカップ最終日 ▽決勝 埼玉5―2兵庫(5日・わかさスタジアム京都)

 準決勝と決勝が行われ、埼玉アストライアが兵庫ディオーネを逆転で破り、初優勝を飾った。年間順位は兵庫に次ぐ2位だったが、先週行われた「女王決定戦」も連勝する“下克上”で制しており、これで2冠を達成した。

 埼玉・磯崎由加里と兵庫・里綾実の、最多勝(11勝)を分け合った2人の投げ合いとなった決勝。初回、兵庫は磯崎の立ち上がりを攻めて2点を先取するが、埼玉も4回と6回に点を加えて同点に。7回に3四死球で無死満塁のチャンスを作ると、川端友紀が中前に2点適時打。さらに犠飛で得た3点を最後まで守りきった。

 13年の球団創設から埼玉に所属している川端は、2年連続で決勝で兵庫に敗れていた悔しさを晴らし「毎年2位で、ジャパンカップの悔しさを味わっていたので、最高でした。女王決定戦もうれしいですが、5年越し(の初優勝)なので、最高のシーズンになりました」と喜んだ。川端はMVPを受賞した。

 尚美学園大3年の時から同大会に出場している磯崎にとっても、初めてとなる“プロとアマの頂点”。「シーズン中からチームの雰囲気も上がっていたので、『今年こそは』という気持ちが強かった」と振り返った。

 ○…「年間女王」に続き、昨年の2冠を埼玉に明け渡す形となった兵庫。里は4回を1安打と意地をみせたが、降板後に埼玉の追い上げを許した。「悔しいですね。最後(の試合)を勝って終わりたかった」と里。埼玉が調子を上げる一方で追われる立場の兵庫は勝率を下げた。「油断はあったと思います。一発勝負の大会で、リーグ戦の悪いところが出た。悔いの残るシーズンでした」とリベンジを誓った。

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