【女子野球】W杯で再び同じユニホームを、トライアウト最終日にかけた主将とエースの思い

2017年11月26日17時32分  スポーツ報知
  • ジャパンで再び同じユニホームを着られるよう、2日間の日程を終え健闘を誓った福知山成美高の阿部希(左)と大野七海
  • トライアウト2日目で結果を残した福知山成美高の阿部希(左)と大野七海(カメラ・軍司敦史)

 来年8月に米フロリダで行われる第8回WBSC女子野球W杯で6連覇を狙う、侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」の関西トライアウト(大阪・箕面市で開催)が26日、2日間の日程を終了した。ミニゲームやフィジカルテストを中心に選考を行った橘田恵監督(34)は「能力が高く悩みが増えました」と語り、来週の関東トライアウトの結果をふまえて1月に候補選手約25人を発表したいと語った。

 受検した42人のうち、福知山成美高3年の阿部希内野手と大野七海投手は特に思いを強く持っていた。ともに9月の第1回BFA女子野球アジア杯(香港で開催)にU18代表として出場。優勝に貢献し「いつかはフル代表にと思っていたが、U18に出場してより一層入りたくなった」と大野。再び侍ジャパンのユニホームに袖を通すべく、トライアウトに臨んだ。

 しかし初日の26日は、大野は移動中に車酔いにあうハプニングの影響で、ミニゲームを2回5安打と絶不調、途中で降板させられる屈辱を受けた。阿部も1犠飛ながら3打数無安打と結果を残せず、2人にとって生き残りをかけた勝負の2日目となった。

 この日、阿部は三塁打を含む5打数4安打と爆発。万全とはいえない大野も無死一、二塁からスタートするミニゲームで2回1安打2失点と、何とかふんばった。「今日は追いつめられていたので緊張しました。みんな打っていたので(結果は)分からないですが、良かった」と阿部が言えば、インコース低めの“インズバ”が定評の大野も「ある程度コース通りにいけて、実力のなさは感じましたが昨日よりは良かった」と安堵した。

 今月初めに行われた「ジャパンカップ」では、女子プロ野球の兵庫を相手に5度にわたって逆転に次ぐ逆転を繰り広げる健闘をみせた福知山成美高。その主将とエースとして活躍した2人にとって、高校のユニホームでプレーした最後の日となった。大野は大体大、阿部も関東の大学の結果待ちで、それぞれ別の道を進む。再び同じジャパンのユニホームでプレーできるように、吉報を待つ。

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