【女子プロ野球】埼玉・川端友紀、急死の片平晋作さんの教え胸に連覇狙う

2018年2月13日17時50分  スポーツ報知
  • 開幕戦をPRした、埼玉アストライアの(左から)川端友紀、磯崎由加里、辻内崇伸監督

 女子プロ野球・埼玉アストライアの川端友紀(28)、磯崎由加里(26)、辻内崇伸監督(30)が13日、東京・港区の報知新聞社を訪問。バレンタインデーを前にチョコをふるまうとともに、4月7、8日に行われる本拠地開幕戦(川口市営)をPRした。

 昨季は中旬から驚異的な勝率をあげて、総合優勝にあたる年間女王とプロアマの頂点を決める「ジャパンカップ」の両方を制した埼玉。川端はヤクルトでプレーする兄・慎吾(30)直伝のフォーム改良で長打力をつけプロ8年目にして初本塁打。磯崎も最多賞となる11勝を挙げるなど、飛躍の年となった。

 しかし先月、西武などでプレーし、埼玉の初代監督を務めた片平晋作さんが68歳で亡くなった。片平さんは監督退任後も、女子野球選手のひたむきさに心動かされて時間があれば練習に顔を出しており、突然の死にナインの心に空いた穴は埋まっていないという。

 5年にわたって指導を受けた川端は「技術だけでなく、『川端が先頭に立ってやらないとダメなんだ。調子が悪くても堂々とやり通せ』の言葉が耳に残っています。その気持ちを忘れないためにも、4年取れていない首位打者をとって結果で報告できれば」と決意。カーブを生かすためには直球が重要だと教わったという磯崎も「いろいろなことを思ってくれた方、今年も優勝して恩返ししたい」と誓った。

 シーズン開幕は3月21日のアウェー・ナゴヤドーム。コーチから昇格した辻内新監督は「考えないといけないことが多いが、やりがいを感じています」と語っており、「昇舞(しょうぶ)せよ」のスローガンのもと、亡き片平さんのためにもチーム一丸となって連覇を狙う。

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