【BC栃木】村田「またユニホームを着て野球をする姿を見せられてうれしい」会見要旨

2018年3月9日16時0分  スポーツ報知
  • 栃木ゴールデンブレーブスの帽子をかぶり笑顔を見せる村田(右は辻監督)

 ルートインBCリーグの「栃木ゴールデンブレーブス」へ移籍が決まった前巨人の村田修一内野手(37)の入団記者会見が9日、栃木県小山市内のホテルで行われた。

 【村田会見要旨】

 ◇冒頭あいさつ

 10月に戦力外通告を受けてから、長い間いろいろと考えました。迷うこともありましたが、野球を続けたいという気持ちが一番上にありました。その気持ちを抑えることができなかったので、NPB復帰を目指してゴールデンブレーブスさんにお世話になることを決めた。

 嫁の実家が小山にあり、大学の監督の出身地でもある小山で野球ができるのは光栄。これからどういう道を歩むか分かりませんが、ゴールデンブレーブスのために精一杯、毎日野球に精進していきたいです。これから先、周りに迷惑をかけるかもしれませんし、いい方向に向くかもしれません。それも自分の人生だと思って真摯に受け止めて野球に取り組んでいきたいと思います。栃木のみなさん、全国のみなさん、僕の野球している姿を見に来てください。

 ◇質疑応答

 ―今の気持ちは

 「野球をさせていただける場所を提供していただき、本当に感謝しています。若い選手が多いので、いいお手本になれるようにしたい」

 ―移籍先が決まらない間はどんな思いで過ごした?

 「プロに入って15年、駆け足でやってきた。家族といっしょに、人生のことを考える機会がなかったので、いっしょに考えるいい時間をいただいた。考えたり、相談したり、今までにないくらい会話ができました」

 ―入団が決まり、家族は

 「息子たちにはまたユニホームを着てほしいと言われていた。(巨人で)最後の試合がどう終わったのかも覚えていないと。そういう意味で、またユニホームを着て野球をする姿を見せられてうれしい。応援してくれた栃木のお父さんお母さんも近くで見に来られるので、これほどいいことはないと思ってます。息子たちは『じいちゃん、ばあちゃんちに遊びに行ける』と喜んでます。近くに家族がいて支えてくれるのは大きい。単身赴任ですが、心配することなく甘えることができます。子どもたちと栃木のお父さんお母さんに感謝です」

 ―現在の状態は

 「NPBのオープン戦に出ても野球ができるくらいの仕上がり。2月は1人で練習していたが、野球は1人でやるスポーツではないとつくづく感じました」

 ―どんなプレーを見せたい?

 「今までと同じ、守って打って、チームに貢献することを大前提にプレーしたい」

 ―シーズンにかける思いは

 「チームの勝利に貢献することが最初。それを大前提に野球をしたい。(NPBに)復帰するとかしないとかは僕が決めることではないので、誘いがなければ戻れませんので、日々野球に対して精進していくだけです」

 ―現役引退も選択肢だった?

 「チャレンジすることは間違いではないと思うし、いろんなチャレンジの仕方がある。次の人生にチャレンジしてもよかったかとも思いますけど、やっぱりまだ野球がしたいという気持ちが一番上でした。NPBを目指す中で、地域貢献活動にも力を入れているゴールデンブレーブスさんと考えが一致しました。やめることはいつでもできますし、まだ気持ちも体も元気ですので」

 ―若い選手とどうコミュニケーションを?

 「自分で言うのも何ですがコワモテですし、雰囲気出てますから(笑)、積極的に僕に話しかけてくる選手は少ないかなと。できるだけ僕から話しかけるように努力します」

 ―5月には巨人3軍との試合がある

 「1軍の選手はいませんので、自分がいた球団とは別の球団だと思います。ブレーブスのために守備につき、ブレーブスのファンのためにバットを振ります。古巣という感覚は僕の中にはありません」

 ―通算2000安打まであと135本

 「(NPBに)復帰することができないと、その数字は積み重ねることができませんので、その質問には復帰が決まった時にお答えします」

 ―NPB入りを目指す若い投手は、村田選手を抑えようと向かってくる

 「向かって来てもらって構いませんし、体の近くに投げてもらっても構いません。そういうことを受け入れる心の準備をして、きょうここに座っているので、どんどん向かって来てほしいです」

 ―栃木からのオファーはいつ頃?

 「1月の上旬。(入団を)決めたのは3月1日です。2月中は(NPBの)キャンプを邪魔してはいけないと思って静かにしていました」

 ―独立リーグからNPBへの復帰は難しい

 「それは承知してますし、戻って何かするというのが全てじゃないと思っています。いろんな環境でやることで野球が勉強できるのであれば、それも人生にはプラスになるんじゃないかと」

 ―単身生活は

 「静かでいいですね。いっしょだと食事の時も『早く食べろ~!』とかうるさいし、自分のタイミングで食べられるのはいい。自炊?米は炊きました。洗剤じゃなくて水で洗って。スイッチの入れ方は電器店のお父さんに教わりました。洗濯機も回し方が分からないので、どこに何を入れるのか勉強しました。これも人生の勉強です。包丁も、この前初めてキャベツの千切りを。指が危なかった。野球やる前に包丁でけがするところだった」

 ―巨人の動向は気になる?

 「見ないようにしています。僕は僕で自分の道を進まなきゃいけない。巨人は巨人でペナント制覇という目標があると思いますので、そこに僕が入る必要はない。僕の人生、家族のこともありますので、自分が正しいと思う道に進むだけです」

 ―NPBからはコーチのオファーもなかった?

 「ないですね。まだ現役をしたいので。将来コーチをしたいと思った時にオファーがあれば、この経験が生きるかもしれませんね」

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