BC栃木・村田修一、キャンプ合流 閉校の小学校舞台に「野球が本当に好きだった頃を思い出した」

2018年3月11日6時0分  スポーツ報知
  • 閉校になった小学校の校庭でダッシュする村田(カメラ・池内 雅彦)
  • 室内でマシン打撃をする村田

 独立リーグ、ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに移籍した前巨人・村田修一内野手(37)が10日、栃木・小山市内で始まった春季キャンプに合流。閉校した小学校を転用した施設でのキャンプインに、童心に帰ってハングリーに汗を流した。

 いかつさ満点の37歳が、無邪気な野球少年に戻った。少子化で昨年3月に閉校した梁(やな)小の施設を転用した練習拠点「小山ベースボールビレッジ」でのキャンプイン。教室でユニホームに着替え、ブランコや二宮金次郎像が残る校庭を走り、木の床に人工芝のマットを敷いた体育館でマシン打撃などに臨んだ。「野球を始めたのは小学校のグラウンド。野球が本当に好きだった頃を思い出した」とほほ笑んだ。

 広いロッカールームも、思い切りボールを飛ばせるグラウンドもない。でも、仲間がいる。「(移籍が決まるまで)ずっと1人で走ってたから、みんなと一緒に走れて楽しかった」。ほとんどがひと回り以上年下の、新たなチームメートとの門出。身も心も弾んだ。

 “悩み”も一日で解決した。前日9日の入団会見で「コワモテなんで、話しかけてくれる選手は少ないかも」とこぼしていた。だが発言を報じた記事が効いたのか「結構話しかけてきてくれた。こちらからも話しかけた」とひと安心。ティー打撃でコンビを組んだルーキーの松井永吉内野手(19)には、内角のさばき方や狙い球の絞り方などを伝授。同じ三塁手で主砲候補の松井は「怖いオーラが出てたけど、すごく優しかった。カッコいいっス!」と一番弟子に名乗り出た。

 NPB復帰へ、結果を出すしかない。「いっぱいホームランを打てるように。栃木のファンの皆さんにホームランを見せられたら、自分自身も納得できる」とアーチストのプライドは捨てない。そしてもうひとつ。「ゲッツーは打たないようにします」とニヤリ。トークの仕上がりはすでに万全。あとはバットのキレ味を磨いて、1か月後の開幕に臨むだけだ。(星野 和明)

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