【BCリーグ】村田修一、代打逆転V弾「巨人から打てて良かった」

2018年5月13日6時0分  スポーツ報知
  • 9回2死二塁、巨人3軍との交流戦で栃木・村田(25)が左中間へ逆転2ランを放つ(カメラ・生澤 英里香)

 ◆交流戦 BC栃木3―2巨人3軍(12日・小山運動公園)

 独立リーグ・BC栃木からNPB復帰を目指す前巨人の村田修一内野手(37)が12日、栃木・小山で行われた巨人3軍との交流戦で、決勝の代打逆転2ランを放った。右太もも痛でベンチスタートとなったが、勝負どころできっちり仕事。公式戦1号アーチを古巣から放ち、「1本目を巨人から打ててよかった」とかみしめた。

 跳びはねるファンがいれば、涙を流すファンもいた。スタンドの大歓声がやまない。村田は足を引きずるようにしながら、ゆっくりダイヤモンドを一周した。

 「打った自分が一番ビックリしています。ファンのみなさんの声援のおかげで打てた。1本目を巨人から打ててよかったです」

 右太もも痛のためベンチ待機していたが、最後の最後に見せ場が来た。1点を追う9回2死二塁。やや内側へ入ってきた田中大のツーシームを、豪快に左中間へかっ飛ばした。もう少しで場外という特大の逆転2ランは、公式戦初アーチ。「男・村田祭り」として開催された一戦には、「通常の2倍」という3145人のファンが詰めかけたが、まさに村田の独壇場となった。元ソフトバンク外野手のBC栃木・辻武史監督(38)は「さすが村田。気持ちのこもった打球を打ってくれました」と絶賛した。

 千両役者ぶりには、元同僚たちも脱帽だ。巨人ベンチは、村田の出番に備えて試合終盤から繰り返し対策を確認していたというが、被弾した田中大は「投げミスではありましたが、あそこで打てるというのは、やっぱりずっと(最前線で)やってきた人なんだと改めて感じました」とガックリ。村田の日大の後輩でもある青山は「やっぱりすごい。本当にすごいとしか言えないです」と目を見開いた。

 試合前には、両軍選手によるホームラン競争の生解説も務めた。「(故障で)試合に出られるか分からないけど、来てくれたお客さんに少しでも喜んでほしい」とマイクパフォーマンスで客席を盛り上げていたが、やはり村田といえばホームラン。代名詞の大きな放物線は、最高のファンサービスになった。(尾形 圭亮)

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