侍・稲葉監督 五輪の敗者復活方式に「負けてもいいとは思わない」

スポーツ報知
視察する稲葉監督

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が20日、20年東京五輪の実施方式に言及した。敗者復活戦を含む変則トーナメントが採用されたが、「負けてもいいとは思わない。とにかく一戦一戦勝ちに行く準備をしてやっていく」と全勝で金メダルを目標に掲げた。

 18日に承認された競技方式では、6チームが2組に分かれて1次リーグ(L)を戦った後、敗者復活戦を含む超変則トーナメント(T)を行う。1次Lに全敗し、通算4勝3敗でも金メダルが可能という複雑なシステムとなったが、「(敗者復活で)最大7試合戦わないといけないとなると、選手の負担非常に大きい」と分析。5連勝を目指すとした上で、「最悪の場合も考えながらやっていく必要はある」と付け加えた。

 稲葉監督はこの日、建山投手コーチと今秋のU―23W杯に向けて、ウエスタン・リーグのオリックス・広島戦(舞洲BS)と阪神・中日戦(甲子園)を視察した。

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