村田修一会見、「今日は(引退の)2文字は使いたくない」

スポーツ報知
野球人生を振り返った村田修一は、会見で口を真一文字に結び、感慨深い表情を見せた

 前巨人で、ルートイン独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブス(BC栃木)の村田修一内野手(37)が1日、栃木・小山市内で会見を行い、「僕としては、万全の準備をしてNPB復帰を目指していた。その中で(7月31日の)期限が来てしまった。そういう意味では、来年ユニホームを着て、どこかで野球を続けるというのは考えにくい」と胸中を告白した。

 一方、「その2文字(引退)を、僕は今日は使いたくない。『引退をする』という発言はないです。ブレーブスのために、最後まで野球をするつもりです」とも話し、今季いっぱいはBC栃木でプレーすることも表明。レギュラーシーズン最終戦は9月9日のBC群馬戦(小山)で、村田は「小学校3年生から野球を続けてきましたし、その集大成をお見せできればと思います。体も万全の状態でまだ野球できますし、いいパフォーマンスが最後までできればと思います」と約束した。

 ◆村田 修一(むらた・しゅういち)1980年12月28日、福岡県生まれ。37歳。東福岡高3年時に投手として甲子園に春夏連続出場。日大で内野手に転向し、02年ドラフト自由獲得枠で横浜(現DeNA)入団。07、08年に本塁打王。08年北京五輪、09年第2回WBC日本代表。11年オフにFA宣言して巨人へ移籍。三塁でベストナインを4度、ゴールデン・グラブ賞を3度受賞。17年限りで巨人を自由契約となり、今季からBC栃木に所属。177センチ、92キロ。右投右打。家族は絵美夫人と3男。

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