元木ジャパンが3連覇 U12世界少年野球
スポーツ報知
米国で開催されている「カル・リプケン12歳以下(U12)世界少年野球大会」で元巨人・元木大介監督(46)が指揮を執る日本代表チームが、ワールドシリーズ決勝でバージニア(米国)を6―2で破り、大会3連覇を飾った。
初回に2点を先制されたが、3回に清水風太の適時打で1点差に迫る。そして5回、佐々木純太郎の単打、田村好誠の四球、捕逸で二、三塁とし、辻隆之介のバント安打で同点。小杉倫太朗の適時打で勝ち越した。さらに清水風太の2点二塁打でリードを広げ、6回にも1点を追加。そのまま逃げ切った。
◆表彰選手◆
【最優秀選手賞】
元木翔大(麻生ボーイズ)
【打撃部門(ベストナインから)】
清水風太(泉州阪堺ボーイズ)
元木翔大(麻生ボーイズ)
池口奏(京葉ボーイズ)
【守備部門(同)】
阪怜我(四日市ボーイズ)
佐々木純太郎(麻生ボーイズ)
予選リーグでは、初戦のカナダ戦で20―0、続くドミニカ戦でも8―3と逆転勝ちし、最終戦の韓国には4―0。3戦全勝で決勝トーナメントに進出し、準決勝でもバハマを8―0で撃破。決勝で再び対戦することになった宿敵・韓国には予選リーグ最終戦に次いでの連勝となり、1点も与えない完璧な勝利を収めた。
チームはボーイズリーグとヤングリーグに精鋭15人で結成。07年から、今年1月に急逝した星野仙一さんがチームを支援し「チーム星野」として世界に挑戦。今年からプロ経験者として初めて元木監督が就任。元木ジャパンとして大会6度目の世界一を目指していた。