ジャイアンツカップ4強出そろう 東練馬シニアが武蔵府中シニア撃破

スポーツ報知

◆報知新聞社主催 第12回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ 第3日(15日・読売ジャイアンツ球場ほか)      

 準々決勝4試合が行われた。東京代表のリトルシニア対決となった読売ジャイアンツ球場では、10年ぶり出場の東練馬リトルシニアが、6―1でジャイアンツカップ常連の武蔵府中リトルシニアを破り4強入り。準決勝2試合は16日に読売ジャイアンツ球場で行われる。※日テレジータスで生中継。

 東練馬リトルシニアは、初回、ペースのつかめない武蔵府中LSに対し3安打3四球と攻め、試合の主導権を握る。エース・加藤太陽は立ち上がりこそ低いマウンドで制球に苦しむも、2回以降はフォームを修正。3安打1失点完投と、高い適応力を見せた。普段はフルスイングが持ち味の攻撃的なチームだが、福田和茂監督が「試合の流れを重視」して多用したバント作戦がことごとくはまり、相手のミスも誘って加点。指揮官は「一つ勝つのに必死なので、優勝なんてとても言えません」と苦笑するが、栄冠まではあと2勝と迫っている。

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