原辰徳さんらプロ野球OBが精力的に指導…静岡で6年ぶりファンケルキッズベースボール

スポーツ報知
内野手にボールを投げ指導するファンケルパートナーの原辰徳さん

 キッズの笑顔が世界の元気―。健やかな心身の育成と社会貢献を目的とした「ファンケル キッズベースボール 2018」(主催・報知新聞社、特別協賛・ファンケル)が15日、静岡市の西ヶ谷総合運動場野球場で行われた。今年3度目の開催で、静岡では2012年10月以来約6年ぶり。県内で活動する33の小学生の軟式野球チームから536人の少年少女が参加し、小雨の中、元気にボールを追いかけた。

 プロ野球OBが講師を務めてポジション別に指導するのが特色で、投手を宮本和知さん、水野雄仁さん(ともに元巨人)、久保文雄さん(元横浜大洋)、捕手を西山秀二さん(元広島)、内野を笘篠賢治さん(元ヤクルト)、外野を初参加の鈴木尚広さん(元巨人)が担当。前巨人監督でファンケルパートナーの原辰徳さんも精力的に動き回り、アドバイスを送った。

 打撃練習のティー打撃では西山さん、原さんが手本を示し、現役時代をほうふつとさせるスイングから特大の当たりを連発して、大きな歓声を浴びていた。原さんは「一生懸命ベストを尽くすことが大事です」と参加者を励ました。

 この野球教室は社会貢献をすることも大きな目的で、使わなくなった野球用具を回収し、国際協力機構(JICA)のボランティアなどを通じて用具不足に悩む国や地域に寄贈している。この日はバット、ボール、グラブなど225点の用具が集まった。

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